「青松葉事件」とは、慶応４年(1868年)１月２０日、二之丸御殿向屋敷の庭前
で、尾張徳川家の渡辺新左衛門ら３人の重臣が処刑されたもの。処刑されたの
は、いずれも幕府方と目された重臣で、朝廷から倒幕の命を受けた藩主徳川慶
勝が幕府方重臣処刑で藩論を勤皇倒幕に統一したのです。青松葉事件といわれ
る理由は、渡辺新左衛門家で自らを「青松葉」と名乗っていたからだとか。
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【名古屋市教育委員会看板】
慶応４年(1868)正月２０日、二之丸御殿向屋敷の庭前で、尾張徳川家の３重臣
が斬首され、いわゆる青松葉事件が始まった。昭和の初めに「青松葉事件之遺
跡」碑が、ここから南へ約百メートルの処刑地跡に建立されたが、その後所在
不明となったので、ここに復元したものである。

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