重要文化財「東南隅櫓」は、名古屋城の四隅に建てられた隅櫓(すみやぐら)
のひとつで、通常は外から鑑賞するだけで内部には入れないのですが、11月
3日(木)〜6日(日)には特別公開。隅櫓は東西南北4箇所にありましたが、東
北隅櫓は戦災で消失、現在はこの東南と西北、西南の3棟です。東南隅櫓は、
本丸御殿と天守閣の眺めがよく人気の隅櫓でもあります。
昭和20年の名古屋空襲で天守閣は焼失して再建されたものですが、この「東南
隅櫓」は、空襲による焼失をまぬがれ約400年前に建てられたものが現存し
ていますので、当時をしのぶには最適の建築物です。隅櫓といっても馬鹿にで
きない規模で、弘前城や丸亀城の天守閣より大きいんだそうです。
(2016年11月4日)
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