2010年上海万博「日本産業館」は、待ち時間最大5時間の人気パビリオン。同
館公式サイトによると、8月23日までの累計入場者数は3,557,372名。
館内では9企業が、それぞれ3分で展示ショーを展開しています。エントラン
スをすぎてすぐ「百面劇場」をこえテーマ劇場で画像をみたあと眼前に現れる
のが「生命の星」と名づけられた大きな白い球体です。帝人グループが提供す
るもので、自然結晶の成長によって誕生したもの。息づいている地球の姿をイ
メージしたようです。
日本産業館パビリオン建築のコンセプトは、「リユース」「パルス」「サービ
ス」。リユースでは、中国で建築足場として使われている単管を構造材として
おり、外観は工事中のように見えますが、これが完成品なのです。館内には、
展示ショーのほか、料亭「紫」や人気のたこやきなどのグルメ、どんぐり共和
国などのグッズショップ、週代わりでイベントが展開されるステージもあって
楽しめるパビリオンです。
2010年上海万博は、より良い都市、より良い生活をテーマに中華人民共和国上
海市で、2010年5月1日〜10月31日の184日間開催。入場者数7,000万人を目標。
(注)画像は「生命の星」。館内撮影禁止(撮影掲載許可済です)。
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