2010年上海万博「日本産業館」は、待ち時間最大5時間の人気パビリオン。同
館公式サイトによると、8月17日までの累計入場者数は3,291,739名。
館内では9企業が、それぞれ3分で展示ショーを展開しています。はじまりは、
シャープ製の液晶画面が一挙に百面登場する「百面劇場」。静岡県・横浜市・
近鉄のとても綺麗な画面が工夫をこらして現れ、一瞬上海にいることを忘れて、
日本を旅行しているような気分にさせられます。
日本産業館パビリオン建築のコンセプトは、「リユース」「パルス」「サービ
ス」。リユースでは、中国で建築足場として使われている単管を構造材として
おり、外観は工事中のように見えますが、これが完成品なのです。館内には、
展示ショーのほか、料亭「紫」をはじめとしたグルメ、どんぐり共和国などの
グッズショップ、週代わりでイベントが展開されるステージもあって楽しめる
パビリオンです。
2010年上海万博は、より良い都市、より良い生活をテーマに中華人民共和国上
海市で、2010年5月1日〜10月31日の184日間開催。入場者数7,000万人を目標。
(注)画像、上段は百面劇場、下段は外観。館内撮影禁止(撮影掲載許可済です)。
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