2005愛・地球博(愛知万博)で生まれた「EXPOエコマネー」は、いまひとつの岐
路にたっています。エコマネーポイントの柱のひとつであったレジ袋が、有料
化に伴って事実上エコマネーポイントからはずれ、残る柱のひとつ「交通エコ
ポン」も十分に活用されているとはいいがたいのが現状。その結果が、昨年名
古屋市がおこなったアンケートで、エコマネセンター等を利用しているのは名
古屋市民の2.2%にすぎないという寂しい数字にあらわれているんですね。
さらに、国が推進し始めたエコポイント制度も、EXPOエコマネーをさらにわか
りにくくするものになりそうです。とはいっても、「EXPOエコマネー」は2005
愛・地球博で実施された環境通貨の実験事業。いままさに実験をすぎて実用化
の推進を図っている最中なのに手をこまねいているわけにはいきません。そこ
で、EXPOエコマネーセンターが取り組んでいる作戦のひとつが、還元促進キャ
ンペーン。5月15日から5月31日までの期間限定特別交換商品として、新
たに人気のモリコロマーク付緑のエコバッグと再生紙のティッシュペーパー・
教育おりがみを追加。植樹等への寄付を一度に50ポイント以上された方にはモ
リゾー・キッコロのピンバッジを差し上げるという特典も。EXPOエコマネーセ
ンターでは、レジ袋に代わる新たなエコマネー対象の拡大や、交通エコポンの
他事業者への拡大などを今後すすめていく模様です。
EXPOエコマネーセンター 名古屋市中区金山1-17-1 アスナル金山1階
電話:052-324-6142 最寄駅は、名鉄・地下鉄・JR:金山
※還元促進キャンペーン詳細 http://eem.jp/jp/topics090515_02.html
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