5月10日の「母の日」に合わせて母なる地球に感謝をこめて、というコンセ
プトのもと、9日(土)〜10日(日)の2日間、「アースデイ愛知2009」が名古
屋市中区の久屋大通公園一帯で開催されています。
今回のアースデイ愛知で初めておこなわれるイベント等は、「栄でお田植え」
・「間材を使ったやぐら」・「栄のまちを練り歩き」の3件。このうち、田植
えは、「お茶わん一杯マイ田んぼ」とネーミングされていて、田んぼは竹筒に
土が入れてあるもの。880円の参加費を支払って、竹筒に一株の稲を入れて
田植え。田植えをされた方は自宅に持ち帰り育てます。秋の収穫時には参加者
が集まって収穫するイベントができればと、主催者は期待していますが、実現
するといいですね。田植えイベントは、守山区にある野田農場の協力を得て実
施されており、田植えに使われる稲はこれまで野田農場で育てたものです。こ
こでは、田植えだけでなく稲の天日干しから脱穀など一連のプロセスが展示さ
れていて、日本の主食「米」の製品になるまでの流れを目の当たりにすること
もできます。
久屋大通公園で最も南にある「光の広場」では、フリーマーケットが開催され、
リサイクルよりも何度も使うリユース、リデュースの重要性を訴え、朝からお
値打ちなモノを求める方でにぎわっていました。メインの「久屋広場」では、
特設3つのステージで様々な国の音楽や踊り、トークショーなどがあり、来場
者が楽しめる空間となっています。また、学生や一般の方による体験コーナー
や展示、手作りものの販売ブースなどが設置されていました。メイン会場北に
ある「エンゼル広場」では、田植えの体験コーナーを設け、実際に栄の真ん中
で田植えをしてもらうことができます。
さらに、2日間とも午後6時半ころより、久屋広場でキャンドルナイトが開催
されます。愛知県立大学の学生を中心に行い、ゆったりした空間を創ります。
アースデイは、1970年にアメリカのネルソン上院議員が、4月22日を「地球の
日」であると宣言し、多くの賛同者のパワーにより「アースデイ」が誕生。い
までは、世界184の国と地域、約5,000ヵ所でおこなわれる世界最大の環境フェ
スティバルとなっています。愛知県でも、愛・地球博の理念を継承し、地域に
根付く持続可能なアースデイを展開しています。第1回は鶴舞公園で、第2回
は愛・地球博(愛知万博)で、第3回目以降は久屋大通公園でそれぞれ開催され、
今年が6回目となります。
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