10月31日(金)〜11月3日(月)の4日間、静岡市中心部で開催された「大
道芸ワールドカップin静岡」。ワールドカップ部門のゴ−ルド(1位)にカナコ
フ(ロシア)、シルバー(2位)にクラウディウス・シュペヒト(スイス)、ブ
ロンズ(3位)にロカシュコフ・トゥループ(ロシア・ベラルーシ)、実行委員
会特別賞にル・テニス(フランス)が選ばれました。
大道芸世界一を競うワールドカップ部門には、日本人として矢部亮さんとテン
ショウさんの二人が出場しましたが、いずれも及びませんでした。矢部亮さん
は、ディアボロ(中国ごま)を巧みに操るワザで定評がありますし、テンショウ
さんは、お面をつけたパフォーマンスやパントマイムなど多彩なショーでビジ
ュアルに観客を楽しませることで好評を博しています。お二人とも、2005愛・
地球博(愛知万博)では、にっぽん一芸イベントなど、大道芸で万博来場者に笑
いの渦を巻き起こし、暑さや疲れを吹っ飛ばす活躍をされました。来年はぜひ
世界一を目指し、さらなる飛躍を期待したいものです。
161人のアーティストに約200万人の観客で、過去最高の規模となった今
年の「大道芸ワールドカップin静岡」は、まあまあの天気に恵まれましたが、
名古屋からのアクセスのひとつである新幹線の混雑はますますひどくなってい
るような気がします。大会運営はカイゼンが進んでいますが、JRの輸送体制
にも併せてカイゼンが図られ、より快適な大道芸観覧を期待します。
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