正式名は、徳興山崇仁院建中寺。浄土宗の名刹で、慶安4年(1651)藩主光友が
藩祖義直の為に建立、尾張徳川家の菩提寺となっています。そのため、正門に
はあざやかな「葵のご紋」が。本堂は1787年に再建されたもので間口28メート
ル、奥行き25メートル、建坪700平方メートルで、現在、名古屋市内最大の木
造寺院建築。
除夜の鐘は、12月31日(水)午後11時半からつきはじめます。参拝者がつ
くには事前に100円で配布される参加券が必要ですが、例年人気が高く、今
年は12月1日午前9時の配布開始から3時間ほどで配布終了となっています。
除夜の鐘のつく回数は108。参加券のない方は観覧のみとなります。「鐘楼」
は、入母屋造り本瓦葺き、台形の袴腰つきの建築様式で立派なもの。梵鐘には
林道春(羅山)の銘が刻まれていたため、戦時中の供出を免れ現在まで伝えら
れています。
最寄り駅は、地下鉄車道駅または名鉄瀬戸線森下駅。東区役所東。
建中寺 名古屋市東区筒井1-7-57 電話:052-935-3845
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